デレステMV超画質【DMM版/NoxPlayer版】
こんなMV見たくない?
※2021/09/03追記
DMM Game Player版が本日リリース!
動作はかなり軽くなってますが、3Dリッチのジャギジャギが相変わらずです。
下に書いてある手順でグラボからアンチエイリアスをかけてしまえばOKです。
※2020/02/24追記
Ryzen 3600
Geforce RTX 2070 Super
にスペックアップしたので再度挑戦しましたが、特にフレームレートの向上などは認められませんでした。
エミュ側の限界でしょうか。
※2019/07/02追記
デレステのやわらかエンジン実装に伴い久しぶりに起動したら引き継ぎ設定がブラウザ真っ白で全くできなくなっちゃいました。
この記事通りできるかどうか現時点で保証はできません。
Windowsで実行できるAndroidエミュレータを通してデレステのMVをかなりのクオリティで再生できるようになったので、やり方のメモをしておきます。
DMM版でも有効です。
グラフィックボードの設定だけ見ていってください。
※追記
同じような感じでミリシタもできます。
ぜひ試してみてください。
前提として必要なこと...
1.グラフィックボードを積んだPCが必要です。オンボードで試したことはありませんが、それなりに厳しいはずです。
2.MVを再生できるまでゲームを進行し、引き継ぎ設定を済ませたアカウントが必要です。楽曲のMasterをクリアしているということですね。もしエミュレータでMasterをクリアできるのであれば必要ありませんが、私は無理でした。
※18/12/04追記
いつの間にかDebutクリアでもMVが再生できるようになっています。
ほんまありがとう
※アカウントについての注意※
Android版で普段プレイしている方:
エミュ側でバンダイナムコIDを使って引き継げばそのままセーブデータの共有という形でプレイできます。この方法であれば元端末でデータが消えません。よって、スマホ・タブレットでゲームをプレイし、MVはPCで再生ということができます。最強。
iOS版でプレイしている方:
Android版へ移行するということになります。このとき、iOS端末とAndroidエミュレータでセーブデータの共有はできません。よって、iOS端末でのプレイは不可能になります。エミュレータでのゲームプレイはキーボードを使うことになるので慣れるにはかなり苦労すると思います(私は諦めました)。前述の通りAndroid版同士であればデータ共有はできますので、もしゲームをしつつこの方法でMVを見たいという場合は、別のデレステがプレイできるAndroid端末を用意することをおすすめします。また、移行のときに所持しているスタージュエルは全て消えます。スタージュエルは使い切ってからの移行がよいでしょう。
まずはじめに私のスペックを書いておきます。
CPU intel Core i5-4460 @3.2Ghz
メモリ 8GB
モニター 1920x1080(フルHD)
CPUがかなり弱め・メモリ少な過ぎですが、特に問題はありませんでした。
1.エミュレータの導入
今回使用したAndroidエミュレータは「NoxPlayer」です。軽量で直感的に使える、個人的には文句なしです。
では、こちらからダウンロード・インストールまでやってしまいます。
他のサイトや掲示板で「Nox App Player」というものを使っている場合、それはNoxPlayerのことです。名称が変更された模様。
実機端末と変わりない初期設定がありますので、ささっと済ませましょう。とは言ってもGoogleアカウントの設定くらいでしょうか。
ただし、NoxPlayerは初期状態では日本語が入力できません。適当な日本語入力IMEをGooglePlayからインストールしておきましょう。特にこだわりがなければGoogle日本語入力でいいと思います。
さて、初期設定が終わったら実機と同じようにGooglePlayからデレステをインストールします。検索して、ダウンロードを押すだけです。
ダウンロードが終われば、ホーム画面にデレステが追加されていますので、クリックして起動しましょう。
ここで、アカウントの引き継ぎを行います。(チュートリアルが終わった後に引き継ぎをすることはできません。初回起動時に引き継ぐのが確実です。)引き継ぎ設定をした元端末のバンダイナムコIDをよくよく確認しておいてください。忘れたりした場合にアカウントが復旧できる保証はありません。また、iOS版からの移行であれば、前述したようにスタージュエルが全て消えることにも注意してください。
引き継ぎに成功したら、再起動・事前ダウンロードなどが始まりますので画面の指示に従っていきましょう。
ここまででNoxPlayerでのデレステのインストール・アカウント設定は終了です。
2.エミュレータの設定
次に、NoxPlayer自身の設定をしていきます。
右上の歯車マークから設定画面を呼び出しましょう。
上のタブから「高級設定」に切り替えます。
このタブではNoxPlayerが使用するコア数やメモリ、解像度が設定できます。
私の設定画像を貼り付けておきますので参考にしてください。
「機能設定」の部分は環境に応じて変更してもよいでしょう(デュアルコアCPUであればコア数を2つにする、など)。
「起動設定」では解像度を1920x1080に設定しておきます。
「グラフィックスレンダリングモード」はデフォルトのOpenGLにします。18/6/12時点でDirectXを使ってデレステは動作しません。
※18/11/29追記※
一般のゲーム用途のグラフィックボードであればDirectXの方がいいと思います。
「フレーム」は最大の60にしておきます。
設定が完了したら保存・Noxの再起動をします。
ここまでの設定でもそれなりにきれいなMVを鑑賞できます。一度何かのMVをテスト代わりに再生してみるといいでしょう。
3.デレステの設定
前述の設定が正しくされていると、デレステ内のMV設定で「3Dリッチ」「高画質」を選ぶことができるはずです。
特に「高画質」の設定は忘れがちです。ちゃんと設定しておきましょう。
ここまでの設定だけでも結構な画質でMVの鑑賞ができます。ただ、スクショなどを撮ってよく見てみると結構ジャギが目立っているはずです。
4.グラフィックボードの設定
スクショのジャギの目立ち具合から、デレステ側からのアンチエイリアスは無し、または弱いことが推測できます。
であればグラボ側から直接かけてしまいましょう。
今回はGeForceの設定画面で説明します。Radeonでもcatalyst(で合ってたでしょうか)使えば同じようにできると思います。
1.デスクトップの空いているところで右クリック>NVIDIA コントロールパネル を開きます。
2.左ペインから3D設定の管理」を開きます。
3.「プログラム設定」タブを開きます。
4.プルダウンメニューから「Nox.exe」を選択します。
5.それぞれの項目について以下のように設定します。
DMM版は「imascgstage.exe」に対して設定してください。
モード:アプリケーション設定の変更
設定:8x
*トランスペアレンシー:8x
FXAA:オン
*ガンマ修正:オン
・異方性フィルタリング:16x
クオリティ:ハイクオリティ
ネガティブLODバイアス:クランプ
*トリリニア最適化:オフ
・電源管理モード:パフォーマンス最大化
※注意※
「プログラム設定」ではなく「グローバル設定」を変更した場合、そのPCで実行する全ての3Dプログラムに設定が反映されます。ゲームなどをする場合、上記の設定をグローバル設定でしてしまうと余計な処理が入ることになり、大変面倒なことになると思います。「プログラム設定」でNox.exeのみに設定することを強くおすすめします。
*がついている項目はいじってもいじらなくても特に変わらないと思いますが、おまじないです。
設定できたら右下の適用を押してNoxを再起動しましょう。設定が反映されます。
この設定はデレステMVにグラボの全力を注ぎ込むような設定です。消費電力・電気代・GPU耐久度が気になるようでしたら適宜下げていくといいと思います。
ここまでやってスペックさえ間に合っていればジャギ最小の60fpsMVが楽しめます。おつかれさまでした。
5.まだいける
まだいけます。まだきれいになります。
GeForceExperienceからドライバを最新にしていれば、GTX500以降でDSRという機能が利用できます。
DSR自体の解説はGoogle先生におまかせしますが、簡単にいうと内部でのレンダリング解像度を変更できるというものです。
DSR機能が使える場合、NVIDIA コントロールパネルから設定ができます。
1.3D設定のグローバル設定を開いてください。「DSR-係数」の4xにチェックを入れ、適用を押してNoxを再起動しましょう。「DSR-滑らかさ」はデフォルトのままで大丈夫だと思います。
2.Noxの右上歯車マークから高級設定を開いてください。「起動設定」から幅3840、高さ2160、DPI480に設定してください。その後、設定を保存し、Noxを再起動しましょう。
以上でデレステ内部では3Dモデルが4K相当でレンダリングされます(たぶん)。
4Kモニターであれば当然ネイティブ表示となりますが、4K未満の解像度のモニターであればダウンスケールされて表示されます。
ただ、4Kレンダリングにより同じ解像度でもより精密な画像が得られます。
スクリーンショットを拡大したとき、その差を感じることができると思います。
また、「Yes! Party Time!!」では階段柱からの光の漏れというわずかな表現ながらも明確な違いを確認できます。以下の画像は、曲の最後のカメラの引きが止まっている間のスクリーンショットの拡大比較です。
DSR適用前後での違いは他にもあるかもしれません。ぜひぜひ探してみてください。
ほんとのおわり。おつかれさまでした。
6.その他Tips
・Windows 8以降の場合、Winキー+PrtScreenでpng形式のスクリーンショットが手軽に撮れます。画像はC:\Users\(ユーザー名)\Pictures\Screenshotsに連番で保存されます。
・NoxPlayerは右ツールバーからフルスクリーンに切り替えることができます。MV鑑賞の際、タスクバーやタイトルバーなど邪魔なだけです。フルスクリーンにしましょう。
・私はGeForce自身の録画機能(旧ShadowPlay)で録画していますが、最高設定の場合ファイルサイズは2分半ほどで800MB近くになります。録画するときはディスク容量に気をつけてください。
・エミュレータの精度の問題なのか断定はできませんが、私の環境ではキャプチャー時に必ず音ズレが発生します。もしCDなどでゲームバージョンの音源をお持ちであれば、うまく編集してやることでオリジナル最強MVの作成が可能です。
・スマートライブもキャプチャ可能ですが、縦画面にしないと横に大きな余白ができます。逆に、Windows側の設定で縦画面にすると1080x1920の大迫力ソロライブが楽しめます。スクリーンショットも通常通り撮れます。
・あまりにきれいでかわいいため、時間が吸われます。気をつけましょう。